フォトスタジオのカメラマンの技術力は?知る方法、調べ方はある?

Studio photographer 品質の良し悪しと付加価値について

どこを見る?カメラマンの技術力

普段の通勤路にもフォトスタジオを見かけていたので、そこでいいかしら……? そう思っていたものの、念のためスマートフォンで検索してみたら、フォトスタジオが近所に何軒もあるではありませんか!

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車で行ける範囲ならもっとたくさんあります。こんなにたくさんあると、かえって迷ってしまいます。せっかく撮ってもらうのなら、腕の良いカメラマンにお願いしたいですよね。では、カメラマンの腕は、どんなポイントを見たらわかるのでしょうか?

目次

  1. カメラマンに資格は必要?
    1-1. 写真技能士
    1-2. フォトマスター検定
  2. 各種フォトコンテストに積極的に参加しているかどうか
  3. 結局は自分の感性に近い美意識を持っている人かどうか

カメラマンに資格は必要?

免許の必要な学校の先生や医師と違い、カメラマンになるには特に資格はいりません。写真学科のある大学や専門学校はありますが、特に出ていなくてもカメラマンになることはできます。それは、美大を出たからといって良い画家になるとはかぎらないし、独学でもすごい絵を描く人がいるのと同じことです。

とはいえ、カメラマンの技術を証明する資格はあります。

写真技能士

伝統的な資格としては、「写真技能士」があります。筆記試験だけでなく実技試験のある国家検定で、肖像写真、つまりフォトスタジオで人物を撮影するカメラマンの技術力を証明する資格です。1級から3級まであり、1級を直接受験するには実務経験7年以上が必要です(他の技能検定と同じです。詳しくはたとえば、東京都の受験案内をご覧ください)

http://www.tokyo-vada.or.jp/kentei/about/pdf/h29_k_guide.pdf)。

参考:厚生労働省「技能検定職種及び等級区分(都道府県知事の実施する職種)」

技能検定職種及び等級区分 (都道府県知事の実施する職種)

具体的にどんな試験をするのか詳しく知りたい方は、写真技能検定試験の試験科目及びその範囲並びにその細目をご覧ください。

http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11800000-Shokugyounouryokukaihatsukyoku/122_syashin.pdf

業界では有名な資格ですが、一般的にはあまり知られてはいないかもしれませんね。フォトスタジオでは、やはり七五三や成人式で和服を写すことが多いわけですが、和服にはいろいろなルールがありますよね。そういうことを知らずに撮ると、おかしな写真になってしまいます。

極端な例をあげれば、インターネットで海外の人が着物を左前に着ている写真や動画をよく見かけます。

日本人ならぎょっとするに違いないのですが、彼らはそれがどういう意味か知らないのですからしかたありません。

写真技能士の試験では、肖像写真を撮る上で必要な和服の知識も問われます。普段和服を着ることのなくなった私たちは、細かな和服の作法を忘れてしまっていますので、カメラマンがその辺りの知識をしっかり持っていると安心ですよね。

最近は、伝統的な型どおりの肖像写真でない記念写真もたくさんありますが、基本を押さえてこそのアレンジです。

フォトマスター検定

このほか、民間の公益財団法人国際文化カレッジが行うプロアマ共通の検定「フォトマスター検定」があります。

1級から3級まであり、さらに1級合格者だけが受験できるフォトマスターEX(エキスパート)があります。EXでは、写真活動の経歴、作品、小論文(作文)を提出する必要がありますので、これはプロのカメラマンとして活動している人でないと合格しにくいでしょう。

参考:フォトマスター検定http://www.pm-kentei.com/index.html

国家検定と違い、「フォトマスター検定」に合格しても特に何の特典もありませんが、最近の写真やカメラのテクノロジーの進歩は凄まじく、去年の最新技術が今年はもう全てのスマートフォン内蔵カメラに普及しているなんてことも珍しくありません。

新しい技術が生まれると、今まで難しかった写真表現ができるようになるかもしれませんから、研究熱心なカメラマンは常に新しい知識を仕入れようと情報収集しています。そのとっかかりとして、こうした検定を利用している人も多いのです。

自分の知識のレベルが全カメラマン中どのくらいかわかると、日々の勉強も楽しくなりますよね。カメラマンのモチベーションや写真にかける情熱を見る一助になるでしょう。

各種フォトコンテストに積極的に参加しているかどうか

フォトスタジオのインターネットサイトに、各種のフォトコンテストでの受賞歴を掲げているカメラマンもいます。これも参考になるでしょう。

たとえば、フォトスタジオで撮る写真のコンテストで有名なのは、「富士フイルム営業写真コンテストhttp://fujifilm.jp/promotion/shashinkan/contest/」。富士フイルムのサイトには受賞作が掲載されていますから、のぞいてみると「こんな写真を撮ってもらいたい」という参考になるかもしれません。

こうした全国からプロが参加するコンテストには、日々努力を怠りなく写真の技術を磨いているカメラマンでなければ、恥ずかしくて参加さえできません。受賞歴、参加歴には、技術力をおろそかにしないカメラマンの姿勢を見ることができるでしょう。

結局は自分の感性に近い美意識を持っている人かどうか

これらの資格や、コンテスト参加・受賞歴を目安にすれば、そのフォトスタジオで写真を撮っているカメラマンの技術力がどの程度か、推し量ることができます。

その上で、実際にフォトスタジオを訪ねてみてはいかがでしょう。店頭に飾ってある写真を見る目も違ってきます。

インターネットサイトにサンプルの写真が掲載されている場合もありますからそれも参考になりますが、やはり台紙や額など、自分が実際に受け取る形で見ると印象が変わることもあります。通信販売で買った服が手元に届いてみたら、「思っていたのと違う」となることがありますよね。それと同じです。

ここまで念入りに調べたら、あとは自分の感性を信じましょう。理屈じゃないけど、何だか「イイネ!」と思った写真を撮っているカメラマンのいるフォトスタジオが一番のオススメです。

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