フォトスタジオ データ料金にかかる金額は?
パソコンのことが多少わかるのであれば、データの編集はむしろ自分でやってみたい。そこまで精通していなくても、データだけもらって料金を安く抑えたい。
フォトスタジオで撮影するときに、写真のデータを一番の目的としてお店を訪れる人は少なくありません。
今ではパソコンの使い方などのリテラシーは年々上がっており、昭和も後半生まれの方であれば、学校の授業ですでにPCに触れていたという方も多く、こういった要望は年々増えているようですね。
ですがお店の情報を調べると、不思議とデータ料はいくら!といった明確な記述がなかなか出てきません。これにはフォトスタジオのちょっと変わった料金設定によるものなのですが…
今回はデータ料って何にかかるお金なの?や、データのみで注文することはできるの?といった情報を中心に解説していきます。
目次
データ料とは
昔は、写真撮影はフィルムに焼き付けてそれを現像する、という方法でしたが、今は違いますね。1眼レフのような本格的なカメラでも、撮影した写真はデジタル化され、データとしてカメラの中に残ります。
フォトスタジオで撮影した写真も同じようにデータで保存されるわけですが、これを購入すれば、自宅で自由に編集したり、サイズを選んだり、スマホなど、別の端末に転送することもできるわけですね。
そんな便利なフォトデータですが、タダでくれますよ、といった店舗はやはりほとんどありません。ここは商売ということで、5000円前後、データ料の購入には追加で料金がかかってきます。
CDに焼いて、PCで読み込むとデータが見れるタイプ、もしくは、店舗で専用のホームページを持っていて、そこに自分のIDでログインすると撮影したデータを見ることができる、といった2種類の方法があります。
スタジオアリスやスタジオマリオなど、大手のフォトスタジオでは、データ購入料を払えば、基本的にはCDもついてくるし、サイトでもダウンロードできる、といったように両方のサービスを受けられるようになります。
一方、中小規模のフォトスタジオですと、ホームページで写真をダウンロードできる、といったシステムは取り入れていない場合が多く、CDやUSBのみでのお渡し、といったケースが一般的です。
データ料のみの購入には制限が多い
こんな便利なデータ受け渡しですが、その日撮影した写真のうち、店舗で、商品としてプリント購入したものしかデータとしては受け取ることができません。撮影した写真全部をデータとしてくれるわけではないんですね。
撮影はしたけど商品として購入はしなかった、というデータに関しては、1枚ごとに1000円、といった具合にさらに追加料金を払ってデータ購入する必要があります。
つまり、
アルバムなどの商品購入料金 + データ料5000円 + アルバムなどで購入した写真以外でほしい写真があれば1枚につきプラス1000円
といった金額になってきます。
これが残念がられるポイントですね…。せっかく撮ったんだから、全部くれてもいいじゃないか!と思ってしまいますが、ここは商売、すばらしい撮影技術に払っているお金だと思って、予算の内に考えましょう。
これに撮影料を足した料金が、フォトスタジオでかかる料金となるわけです。フォトスタジオでかかる料金については、上記の金額プラス撮影料3000円程度がかかります。それでほぼすべての金額を網羅できますが、何にどのくらいのお金がかかるかなどの詳細は以下で紹介しています。
<フォトスタジオでかかる料金>
ちなみに、「アルバムなどで購入した写真以外でほしい写真があれば1枚につきプラス1000円」この部分。スタジオアリスなどでもそうですが、キーホルダー(600円)でもなんでも、1つ購入すれば商品を購入したとみなされますので、店舗の方からも、何か1つ購入しておくと、データとしてもらうことができます~といった説明の仕方をされるかと思います。
データ料の購入は下限額がある
というわけで、写真の撮影、プリントがデータ購入の条件となるわけですが、加えてデータ購入には、●●セットを購入した方!いくら以上購入した方のみ!といったさらなる条件が付いているケースが多いです特に大手のフォトスタジオではだいたいそうですね。
セットで購入するとなると予算は最低3万円近く見る必要があります。いくら以上!といった条件も、3~5万円で設定されていることが多いですね。
データは1年たつと無料でもらえる?
実は、規定金額に満たなくても、商品として買ったデータはちゃんと保存されていて、1年後であれば、データCDの料金500円程度で、撮影したデータを受け取ることができるようになっています。
ただ、1年って長いですよね…。スタジオに問い合わせてみましたが、やはり、データを無条件でお渡ししてしまうと、もうスタジオのものではなくなってしまうため、あくまで1年はスタジオで焼き増しなりのをお願いしているとのことでした。年賀状のプリントなども、ぜひスタジオを利用していただきたいとのことです。
例えば、キーホルダーなどの小物で、商品をいくつか購入しておいて、まずはデータとして残しておいてもらう。そして、年賀状など、必要な際はスタジオでプリントしてもらい、1年後になったら、すべてデータとしてもらう、というように長期的な視野で考える選択肢もありますね。
安価でデータのみが欲しい場合は小規模なフォトスタジオを利用しよう
スタジオアリスやスタジオマリオといった全国チェーンではデータを購入するためにはこういった縛りがあるわけですが、中小規模のフォトスタジオでは、すべての購入写真に込々でデータが付いてくるスタジオや、撮影した写真をすべてデータ渡しする前提でサービスを行っている会社も多くあります。
フォトスタジオは全国に1万以上あるといわれていますので、きっとみなさんがお住いの地域にも、探せばデータ料を安く提案しているスタジオはあるはず。「フォトスタジオ・市名」で検索し、HPを見てみる必要がありますが、データ料は記載がわかりずらいケースがあります。
データ料がいくらなのかは、商品一覧、オプション一覧、もしくはよくある質問のページを見ると見つかります。データ料金はほぼすべてのスタジオで取り入れているはずなので、少し根気がいるかもしれませんが頑張って探してみてください。
まとめ
大判をプリントするとなると、なかなか自宅ではできませんよね。今は写真屋さんも少なくなり、データから自分でプリントするとなると、主にオンラインでのプリントサービスを利用することとなるかと思います。
そこでオンラインのプリントサービスを見てみましたが、プリントは4つ切り(254×305)でも800円程度で印刷できるんですね。フォトスタジオでのプリント料は、同サイズで5800円ほどが相場とかなり高価。ただし、それを購入しないと、データ購入などのサービスは受けられない。
ちょっとおかしな話ですが、プロが撮影してくれるのに撮影料が3000円程度と低く抑えられている代わりに、プリント料等でお金がかかるシステムになっているんですね。だったら撮影料を上げるべき、と思ってしまいますが…。
最も安い購入を考えるのなら、フォトスタジオで撮影 →データのみ購入 →ネットで安価プリント が一番合理的なのですが、それを禁止するためにデータ料の購入には様々な条件が付けられている、というお話でした。
ただし、スタジオでのプリントは、縁取りをぼかしたり、キラキラさせて人物をきれいに見せたり、はたまた、シミ、しわなどを消す加工までできることもあります。
そういった特殊技術や、プロの撮影料にといった気持ちで、フォトスタジオでセット購入するのも、多少お金はかかってしまいますが、OKなのかなと思います。
大切なのは何にいくらお金がかかるのかを把握して、納得したうえで購入すること。時間とお金とクオリティ、どれが自分にとって大切か、ベストな写真を撮るために、しっかり考えてお店を探しましょう。
みなさんの撮影する記念のい1枚が、素敵な写真になりますように。
コメント
[…] <関連記事:フォトスタジオ データ料金にかかる金額は?> […]
[…] <関連記事:フォトスタジオ データ料金にかかる金額は?> […]